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新NISAで、
お金に働いてもらう

難しくありません。証券口座を開いて、毎月決まった金額を積み立てるだけ。それだけでいい。

このページはステップ1〜3(詐欺回避・節約・収入増)が終わった後に読んでください。生活防衛資金(生活費6か月分)を確保した余剰資金で始めましょう。

資産形成の「公式」を理解する

投資を始める前に、資産がどう増えるかの仕組みを把握しましょう。

資産形成の公式

毎月の積み上げ

収入 − 支出

+

資産が勝手に働く

資産 × 利回り

=

積み上がる

資産の増加

収入 − 支出を増やす

節約・節税・副業・転職。ここが大きいほど毎月の投資額が増える。まず手取りを最大化する。

資産 × 利回り(複利)

資産が大きくなるほど「働く額」が増える。年率7%なら10年で資産はほぼ2倍。時間が最大の武器。

早く始めるほど有利

30歳から始めるのと40歳から始めるのでは、65歳時点の資産が2倍以上変わる。「いつかやろう」が最大の損失。

なぜ投資が必要なのか — 「r > g」の法則

r ≈ 5〜10%

資本収益率(投資利回り)

>

g ≈ 1〜3%

経済成長率(賃金上昇率)

経済学者トマ・ピケティが示した「r(資本収益率) > g(経済成長率)」の法則。資産を持って運用する人の収益は、働いて得る賃金の伸びより常に大きい、という歴史的事実です。つまり、投資しないと格差は広がる一方になります。だからこそ、早く少額でも資産を持ち始めることが重要なのです。


「現金のままでいい」は危険 — 日本のインフレ率

「投資はリスクがあるから現金で持っておく」という考え方は、実はもっと大きなリスクを取っています。インフレが進む社会では、現金の「額面」は変わらなくても「価値」は毎年下がり続けるからです。

日本の消費者物価指数(CPI)上昇率の推移(総務省データ)

2022〜2025年 平均

約 +3%/年

物価上昇率

銀行普通預金金利

約 0.1%

メガバンク目安

現金100万円の実質価値

10年で約74万円

3%インフレが続くと

たんす預金や低金利の普通預金に置いたままでは、3%のインフレが10年続くと100万円の購買力は約74万円相当に目減りします。「リスクを取らない」ことが最大のリスクになっているのが今の日本です。


① 新NISAとは

2024年から始まった恒久的な非課税投資制度。通常、投資利益には約20%の税金がかかりますが、NISA口座内では非課税になります。

つみたて投資枠

年120万円

毎月積立に特化。長期・分散・低コストの投信のみ対象。

成長投資枠

年240万円

個別株・ETFなども対象。つみたてと併用できる。

生涯投資枠

1,800万円

売却すれば枠が復活(翌年)。恒久的な非課税制度。


② SBI証券 vs 楽天証券

新NISAを始めるなら、手数料無料・使いやすさ・サービスの充実度からSBI証券か楽天証券の二択でほぼ間違いありません。

比較項目SBI証券楽天証券
国内株手数料無料(ゼロ革命)無料(ゼロコース)
投信本数約2,600本約2,600本
クレカ積立三井住友カード(最大3%)楽天カード(最大1%)
ポイントVポイント・Pontaなど楽天ポイント
使いやすさ機能豊富・やや複雑シンプルで初心者向け
おすすめな人楽天以外の経済圏ユーザー楽天ユーザー・初心者

迷ったらどちらでもOK。楽天経済圏(楽天市場・楽天モバイルなど)を使っているなら楽天証券。そうでなければSBI証券。どちらも開設無料・維持費ゼロ。

SBI証券を開設する(外部サイト) 楽天証券を開設する(外部サイト)

③ 何を買えばいい? — オルカン・S&P500

難しく考える必要はありません。以下の2本が世界標準の答えです。

最もおすすめ

eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)

信託報酬:年0.05775%

全世界約3,000社に分散投資。「世界経済全体に賭ける」ので地域リスクが最小。初心者〜上級者まで全員これでよい。

人気No.1

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

信託報酬:年0.09372%

米国大型500社に投資。過去の実績は非常に優秀。アメリカ経済への集中投資になる点を理解して選ぶ。

どちらか1本だけ積み立てれば十分です。両方買う必要はありません。「オルカンを毎月◯万円」と決めたら、あとは放置するだけ。

過去のリターン実績

「本当に増えるの?」と疑問に思う方へ。S&P500の長期データをグラフで確認しましょう。
※過去の実績は将来を保証するものではありません。

毎月3万円を積立投資した場合のシミュレーション(S&P500の過去平均リターン約7%/年ベース)

積立投資(年率7%)
元本(積立額のみ)

S&P500 過去30年

約+10%

年平均リターン

月3万・30年積立

約2,200万円

元本1,080万円が

過去25年で下落した年

7回

18回はプラス


④ 銀行・カード・証券を連携して効率を最大化

証券口座・銀行口座・クレジットカードをひとつの経済圏でまとめると、ポイント還元・金利優遇・手数料無料が重なり、資産形成の効率が大きく上がります。

SBI経済圏(SBI証券 + 住信SBIネット銀行 + 三井住友カード)

SBI証券

国内株・投信手数料無料。NISA口座開設数No.1。

口座開設(外部サイト)→

住信SBIネット銀行

普通預金金利が高め。SBI証券との自動入出金(スイープ)が便利。ATM手数料も月数回無料。

口座開設(外部サイト)→

三井住友カード(NL)

SBI証券のクレカ積立でVポイント還元。年会費無料。ゴールドNLは積立還元率最大1%。

カード申込(外部サイト)→

SBI経済圏のポイント:住信SBIネット銀行とSBI証券を連携(ハイブリッド預金)すると、証券口座の待機資金にも金利がつく。楽天を使わない人はSBI一択でよい。

楽天経済圏(楽天証券 + 楽天銀行 + 楽天カード)

楽天証券

シンプルで初心者向け。楽天ポイントで投信購入も可能。

口座開設(外部サイト)→

楽天銀行

楽天証券と連携(マネーブリッジ)すると普通預金金利が年0.1%以上に。残高300万円以上はさらに優遇。ATM手数料も月複数回無料。

口座開設(外部サイト)→

楽天カード

楽天証券のクレカ積立で楽天ポイント還元(0.5〜1%)。楽天市場でも使えてポイントが貯まりやすい。年会費無料。

カード申込(外部サイト)→

楽天経済圏のポイント:楽天市場・楽天モバイル・楽天銀行・楽天証券をまとめることでSPU(ポイント倍率)が上がり、日常の買い物でも資産形成が加速する。

どちらの経済圏も「全部まとめなければいけない」わけではありません。今使っているサービスに合わせて選ぶのが一番です。

クレカ積立の比較

証券会社連携カード積立上限(月)ポイント還元率
SBI証券三井住友カード(NL等)10万円最大1%(NL)/ 最大3%相当(ゴールドNL)
楽天証券楽天カード10万円0.5〜1%

⑤ どうしても投資が怖い人へ — 日本国債(既発債)

「元本が減るのが怖い」「株はギャンブルだと思っている」という方へ。リスクをほぼゼロに近づけながら、銀行預金よりはるかに良い利回りを得られる方法があります。

個人向け国債の現在の利率(2026年4月時点・税引前)

変動10年(第193回)

1.55%

半年ごとに金利見直し

固定5年(第181回)

1.66%

5年間金利固定

固定3年(第191回)

1.34%

3年間金利固定

銀行普通預金(比較)

0.1%

メガバンク目安

個人向け国債(変動10年)利率の推移

出典:財務省発表データをもとに作成。2016〜2021年はゼロ金利政策の影響で最低保証0.05%が続いた。2022年以降の利上げ局面で急上昇。

既発債(きはつさい)とは

すでに発行済みの国債を市場で購入するもの。利回りが確定しており、満期まで保有すれば元本が戻ります。SBI証券・楽天証券などのネット証券で購入可能。2026年4月時点で10年国債は約2.5%前後と約30年ぶりの高水準に達しています。

  • 元本割れリスクがほぼゼロ(日本国が破綻しない限り)
  • 銀行預金の数十倍の利回り(現在2〜3%台)
  • 1万円単位から購入可能(証券会社による)
  • 満期まで保有すれば額面で償還。途中売却も可能(時価)

個人向け国債(財務省発行・個人専用)

銀行・証券会社の窓口で買える「個人専用」の国債。元本保証が強く、初心者に最もおすすめ。

商品利回り(税引前)期間特徴
個人向け国債 変動10年(第193回)1.55%10年(1年後換金可)金利上昇に追随。初心者に最おすすめ。
個人向け国債 固定5年(第181回)1.66%5年(1年後換金可)現在は変動10年より高め。5年確定させたい人向け。
個人向け国債 固定3年(第191回)1.34%3年(1年後換金可)短期で手元に戻したい人向け。

市場で取引される既発国債(証券会社で購入)

個人向け国債より高利回りだが、価格は市場で変動する(満期保有なら元本確保)。SBI証券・楽天証券の債券ページで購入可能。利回りは日々変化するため、購入時に必ず確認を。

年限市場利回り目安
(2026年4月末)
特徴・向いている人
10年国債 約 2.47〜2.50%
約30年ぶりの高水準
長期金利の指標。個人向け国債より利回り高め。老後資金の長期置き場として有効。
20年国債 約 3.30%
前年比+1.07%上昇
超長期運用向け。退職後の資産をじっくり増やしたい50〜60代に。
30年国債 約 3.64%
前年比+0.94%上昇
現在の国債でもっとも高利回り。超長期保有前提。価格変動リスクも最大。
銀行普通預金(比較) 約 0.1% 流動性は高いが利回りは国債より大きく劣る。

日本国債のイールドカーブ(2026年4月末)— 年限が長いほど利回りが高い

出典:TradingEconomics等の市場データをもとに作成。利回りは日々変動します。購入前に証券会社の最新情報を必ず確認してください。

迷ったら「個人向け国債 変動10年」から。元本保証が手厚く手続きが簡単。市場の既発債は利回りが高い分、価格変動リスクがあります。いずれも満期まで保有すれば元本は確保できます。

インフレ率(現在約1.5〜2.4%)と比べると、10年国債(約2.5%)でも実質的なプラスは小さい。長期資産形成にはNISAでのインデックス投資が有利ですが、「絶対に減らしたくない資金の置き場」として国債は非常に有効です。

まずは口座開設から

どちらも無料で開設でき、維持費もかかりません。開設だけして、慣れてから投資を始めても大丈夫です。

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